CROSSTALK 座談会
改革を続ける伊藤彰産業 働きやすさと居心地よさの秘密
「鋼材」というキーワードからは想像できないようなオフィスが特徴的な伊藤彰産業。ですが、社内が快適なのは見た目がオシャレだからではありません。働きやすい環境はどうつくられているのか、先輩たちが本音で語ります。
MEMBERS メンバー紹介
N.T
営業
2018年入社
O.Y
総務経理
2022年入社
T.K
営業
2022年入社
Q1
木目と緑が印象的なオフィスですが、
いつからこの雰囲気に?
2022年に今の新オフィスへ。
従業員の意見を取り入れ、まだまだ改善中。
僕が面接を受けたときはこのオフィスが建つ直前でした。だから、こんなにオシャレなところになるとは思っていなくて(笑)Oさんのときはどうだった?
私はちょうどこのオフィスができてからの入社だったかな?
入社の決め手になったのは、あくまで自分のやりたい仕事とマッチしていたからですね。社長と面接しましたが、女性同士ということもあってか、子育てに対して寛容だったのが本当にありがたくて。
僕は社長と今の上司との面接だったな。その方が伊藤彰産業に誘ってくれたことがきっかけで入社を決めました。前職と少し似ているところがあるから活かせると思って。
Nさんは社歴が長いから知ってるかも。新オフィスがどういう流れでこうなったか…みたいなところ、どうですか?
実は、そんなに密に関わったわけではなくて(笑)
でも、新オフィスができていく過程はなんとなく見てました。従業員の声や、会社として「みんなの働きやすさ」を考えて、少しずつ取り入れて改善していって…としたから、今の形があるんじゃないかと思います。
Q2
実際に働いていて、
社内の様子はどう感じますか?
従業員の働きやすさを最優先に、
小さなアップデートが日常的。
入社前に想像していたよりずっと働きやすいです。
以前も事務職でしたが、「ずっと同じことの繰り返しかも」という不安が漠然とありました。
でも、今は「将来どうしたいか」という相談に対して真剣に寄り添ってもらえるので、「ここでこのまま働いていても大丈夫だ」という安心感がありますね。キャリアアップが実現しやすい会社だと思います。
自分は最初はドライバーで入って、加工現場を経験して、現在は営業職です。職種で…というよりは、社歴に伴ってポジションが変わるうちに、任される内容は難しくなってきていると感じます。
キャリアアップモデルが社内で視覚化されているから、「自分が今どれくらいできていて、どのくらいのレベルにいるのか」がすごくわかりやすいですね。
たしかに、そのおかげで目標は立てやすいです。
「何年後にこうなりたいです」という向上心を持って取り組めば、会社が力になってくれる感じがありますよね。
めちゃくちゃいいこと言う!(笑)
他社に勤める知人に聞くと、やっぱりトップダウンの会社が多いんですよ。でも、自社はボトムアップの会社で。従業員の提案を大事にしていると思います。
そうだね。最初から十分綺麗だったけど、オフィスもどんどん改善されてきていて。やっぱり働く環境って軽視できないから、いいことだと思うよ。
営業職のフリーアドレス制は最初からでしたよね。オリジナルの作業着はいつからだったか…いかにも作業着!みたいなダサさがないので評判がいいですね。
改善されたことを挙げるとキリがないかも(笑)
オフィスや見た目のキレイさというのはあくまで表層的な結果であって、伊藤彰産業のよさは「それが反映されるまでの制度や仕組み」にある気がします。
Q3
社内文化や制度について
教えてください。
個人の発言を大事にしたいから、
誰かのミスを責めたりしない。
業務の改善について提案したり、社内イベントの幹事をやったりすると、ポイントが溜まる制度がありますよね。ある程度溜まると良い物に交換ができるという…。そう考えると、全体的に従業員が積極的に発言したくなるような仕組みが整っているような気がします。
実際に改善された制度も多いですね。海外出張の特別手当が追加されたり、病気療養による長期休暇は特別有休になったり。
ほかには従業員同士の交流にもなるということで、社内部活動の費用が出たりもします。
あとは、朝礼制度とかですかね?
朝礼のときにサイコロを振って、毎回担当を決めるんです。担当になった人は、毎月のトークテーマに合わせて「~へ行きました」「こんな花が咲いてました」みたいに簡単なスピーチをします。
こういうのって、普段から意識して考えていないとしゃべれないじゃないですか。求められたときにいつでも発言できるような練習も兼ねてるのかな?と私は思っています。
「自分の意見や考えを言う」というのは、業務の中でも大事なことですからね。お客様が求めていることに対して、+αで「こんなこともできますよ」って自分から提案できるといいです。
考えて提案できる楽しさがあるのは、会社から任されているからかな、とも思います。
鋼材の金額もある程度自分に裁量があって、自分がお客様とどう交渉するか次第です。ガチガチに決められると息苦しいですが、自由度が高いと「自分で仕事をやった」という実感があります。
でも、困って相談したときや間違ったときにはちゃんとアドバイスがもらえるので、心強いですね。
間違えてミスしたときも咎められることがないので、マイナス面の相談もしやすいですよね。
社内でも「どう対処しようか?」「同じことが起こらないようにするにはどうしたらいいかな?」という考え方が根付いています。
「ミスが起こっても隠さないでほしい」っていう思いが前提にあるんですよね。隠したくなる気持ちはわかるけど…(笑)
社内の雰囲気が悪いと隠す傾向になってしまうと思うから、今のいい雰囲気を保っていきたいですね。先輩たちもそういうことを気にしているのかも、と感じます。
たしかに、実際に何か困っていると声をかけてくれるし、真剣に聞いてくれます。ちゃんと見ていてくれると感じるから、こちらからも話しかけやすくて。風通しがいいと感じますね。
そういうのも、良いほうへ変化してきた文化や風土のひとつだと思うな。
他社の事例も見ながら、自社に導入できそうな制度やマインドはどんどん取り入れています。なので、働きやすい仕組みについてはこれからもさらに改善されていく気がします。
Q4
「こんな人に向いていそう!」という
イメージはありますか?
「どうしたら快適になるか?」を
常に考えて意見ができる人。
向上心がある人ですよね。
提案したり改善したり…が多い会社なので、たしかにそうですね。
前向きな考え方ができるといいと思います。トラブルが起こったときに当事者を責め立てるんじゃなくて、「どうしたらいいだろう?」っていう考え方ができる人です。
常に「どうしたら良くなるか?」っていう考えは持っていてほしいですよね。
「仕事を楽にしたい」は全然OKだけど、サボって適当にやるのではなくて、「どういうふうに改善したら楽になるかな?」が考えられること。だったら、元気な人も、大人しい人も大丈夫です。
それを黙って思っているだけではなくて、きちんと発言できることも大事ですね。常に考えていること、意見する用意があること。一緒に社内を良くしていけたらうれしいです。
Q5
今後の目標はなんですか?
今の良さを活かして、
さらに働きやすい環境づくりへ。
個人としてがんばるのはもちろんのこと、チームとして会社にどれだけ貢献できるかを考えていきたいです。「自分の仕事をしっかりこなす」という段階から、「自分の仕事が会社にどう役立てるか」という、ワンランク上のステップにいきたいと思っていて。
今後はもっとチームメンバーのいいところを活かして、全体として会社のチカラを底上げできるようにしていくことが目標です。
キャリアアップしやすい会社であるところが、伊藤彰産業のいいところです。なので、それをもっと活かしていきたいですね。そのためには、自社の方針に近い考えを持った方に入っていただいて、一緒にがんばれたらと思います。
バックオフィスの担当として、営業や加工作業をされる方がスムーズに業務に取り組めるように、しっかりサポートをしていきたいですね。
事務的なお仕事を任せてもらうことで負担を減らしたり、相談窓口のような別部署をつくることでやれることの幅を広げたり…みなさんの働きやすい環境づくりに、もっと貢献していきたいと思います。